2020.06.28 UP
2019年度第5回キャリアフォーラム『 SDGsが導く、ファッションの正しい未来 ~ 世界と日本にとってのSDGsの意義~ 』を開催しました。
2019年度第5回キャリア・フォーラムを1月28日(火)に開催いたしました。
講師の佐藤桃子氏は、東日本大震災をきっかけにボランティア活動を始め、
タイの国連機関にて勤務経験を得た後に、昨年より国連広報センター・広報官として着任されました。
これまで存在は知っていても実は詳しく知らなかった国連の仕組みについて分かりやすくご説明いただいたあと、
気候活動家グレタ・トゥーンベリさんの登場により、世界のメディアでも益々話題になっているSDGsについて、
そのコンセプトがどのように誕生し、国連として現在どのような活動を実施しているかなどを詳しく解説していただきました。
また、各国でのSDGsへの取組みの現状なども勉強しました。
さらに、聴く人の心に響く演説をするノーベル平和賞受賞の人権活動家マララ・ユスフザイ女史が国連で行った演説や、
昨年12月のCOP25でのグレタ女史の演説全文の映像も拝聴し、その解説もしていただきました。
グループ・ディスカッションでは、2030年を見据えて、いま日本のファッション業界がとるべき行動とは何か、参加者の皆さんで話し合っていただきました。
受講者からは以下のような感想をいただきました。
「よく聞く言葉でもSDGsについてあまり理解しないまま特に意識していなかったので今回正しく学べてよかった」
「利益視点だけではなく、SDGsの視点を持った結果で利益が生じる経済活動をして行かなければならないと感じた」
「ファッション業界が環境に与えているインパクト、今の気候危機について学べた」
「小売業としてSDGsを発信していく責任を果たす、そんな社員を増やす教育をしていく」
「情報として発信することの大事さを改めて知ったので、自社製品の見せ方を検討したい」